【NEW】ソニーNEWヘッドホンMDR-1Aシリーズがモデルチェンジ!さらにメリハリのある音質に生まれ変わってます!!!!

サウンドエコーの岡部です。
数日前にNEWヘッドホン「MDR-1AM2」が発表になりましね。
で、ちょっと実機をさわる機会に恵まれましたので、視聴してみました。(^^)

今回手元に来たNEWヘッドホン「MDR-1AM2」はシルバーがきました。2色展開であとブラックがあります。

MDR-1AM2も当然ハイレゾ対応であるわけですけど、ソニーからは色んなタイプのハイレゾ対応商品が発売されています。そして売れ筋っていうと、発売以来大人気のワイヤレスでノイズキャンセリング搭載の「WH-1000XM2」ですかね~
で、今回発表になったMDR-1AM2、これはMDR-1Aの後継にあたるヘッドホンですけど、ん~硬派な感じですよね。(笑) 利便性を考えれば若干音質は犠牲にしてもワイヤレスタイプですけど、個人的にはヘッドホンといえば確実にモニターのできる有線派ですね。そしてケーブルはカールコードよりもストレートケーブル派です。(^^)

さて、MDR-1AM2は振動版やハウジングなど新たに作り変えています。店頭にMDR-1Aがありますので比べてみました。

まずは新開発の振動板から行ってみましょう~

新開発の振動板はドーム部の形状改良型で、狙いはドーム部の剛性アップと高音域の感度向上、そしてボーカルをより明瞭に表現させる狙いです。


ドライバーユニットのグリルには、あのフラッグシップモデル「MDR-Z1R」に採用しているフィボナッチパターングリルを採用しています。

これですね。

このパターンで「空気の伝搬を阻害せず、なめらかな超広域特性を実現」って不思議です。

フィボナッチパターングリルは、本体イヤーパットごしにこんな感じで見えます。

ちょっとわかりづらいのでイヤーパット外してみましょう~ 

こんな感じです。
MDR-Z1Rの小型版といったところでしょうか。フィボナッチパターングリルの奥に振動板がしっかり見えます。


もう少し奥に入っていきたいところですけど、調子にのってこれ以上分解すると後で怒られそうなので、この辺でやめておきます。(^_^;)

ちなみに、MDR-1Aのドライバーユニットはこんな感じです。


グリルはノーマルな感じで、その奥に振動板がみえますけど、NEWモデル、MDR-1AM2と比較するとボリューム感に差があるように感じますね。

>「新開発40mmHDドライバーユニット」詳しくはこちら

不要な振動を抑制する制振ハウジング

ハウジングには制振性に優れた樹脂材料を使って不要な振動を抑えているとのことです。

左のブラックがMDR-1A、これは当時限定商品のマッドブラックモデルです。右のシルバーがMDR-1M2です。
ハウジングの大きさが、1Aに比べて1M2の方が明らかに小型化されています。
ハウジングの大きさはMDR-1AがΦ66に対して、MDR-1AM2はΦ59です。

そして、MDR-1AM2は全体的にも小型化されていて、スライダーもスリム化されさらにやや骨太な感じに変わってます。
これはヘッドバンドの構造が改良されていて、幅が細くなっているためで、ヘッドバンド幅は、MDR-1Aが30mm幅だったものが、MDR-1AM2では27.5mm幅です。
数字の上ではその差2.5mmですけど、実機で見るとかなり細く感じます。

ヘッドバンド

左「MDR-1A」 右「MDR-1AM2」

MDR-1Aのスライダー

NEW MDR-1AMのスライダー

MDR-1AM2は素材感も変わっていて、特にイヤーパットのグレードが一ランク上がった感じになってます。

イヤーパットは低反撥ウレタンフォームを採用した立体成形のイヤーパットです。


イヤーパットは、パット表面に吸放湿性に優れた合皮の採用と縫い目が頭に当たらない縫製方法など「WH-1000XM2」で採用しているものを踏襲してきていますよ~

これもちょっと外して裏返してみましょう~


けっこう高級な作りになってますね~ 中に低反撥素材があって、その上に合皮素材が巻かれていますね。
この合皮に特殊加工をして、高い吸放湿性、そして長時間のリスニングでも蒸れにくくなってます。
ちなみにイヤーパットの取付けはグイグイ引っ張って取付けるタイプではなくて、見たとおり爪が出ていて本体と合わせてパチ、パチとはめ込めばOKです。とってもカンタン。

さて、早速試聴してみました。
今回使用したウォークマンは、KING OF WALKMAN 「NW-WM1Z」を使ってみました。


ケーブルは付属のバランスケーブルを使用です。
片側がΦ4.4mmのタイプです。

NEWモデルのMDR-1AM2とMDR-1Aとを交互に聞き比べまして、ジャンルはJPOP、アニメソング、クラッシク、JAZZなどで試聴してみたんですね、ウォークマンのボリュームは変えずに固定したまま聴き比べると、まずは音圧が明らかに違いますね。MDR-1AM2の方が音の厚みがあります。MDR-1Aだけで聴いていた時は、「まあ~イイ感じじゃん」って思っていたんですけどね・・・MDR-1AM2は、ん~なんていうか・・・グライコを潜っていないようなすごく元気な音がなります。(^^) もっとも、MDR-1AM2とMDR-1Aでは本体のインピーダンスが違いますよね、MDR-1AM2がインピーダンス16Ωに対してMDR-1Aは24Ωですからね、このあたりの違いもあるかもしれませんけどね。

MDR-1AM2は全体的に音がけっこう硬い印象でキレッキレですね。フラッグシップモデルMDR-Z1Rのようなシットリ?した感じはないですね。(笑) 特に高音域が特長的でかなり尖がった音がします。細かい音まで再現されていて雑さもなくて、そして抜けもイイですね。ボーカルが位置する中高音域がMDR-1Aと比べると、ツヤツヤした声に聴こえます。このあたりは新しく作りなおしたドライバーユニットの得意とするところでしょうかね~

MDR-1AM2はリスニング用に色んなジャンルの音楽に対応できているとは思いますが、性質上クラッシクよりは最近のJPOPやアニメソングのような打ち込み音源みたいものが大得意のようですね。この辺のジャンルの音楽が好きという方にはオススメです!それから、JAZZの鍵盤の音もイイ感じなんですよね~ けっこう突き刺さるような音がするんですけど、メリハリもあって聴いていて気持ちがイイです。

MDR-1AM2を1時間弱外さずに装着したままにしたましけど、低反撥素材は中々イイ感じでした。圧迫感も特になく痛くもならずです。この辺りはあくまでも個人的な感覚なので、どんなにイイよ~て言っても「イヤ、違うな・・・」て感じる方もいるでしょうね。

さて、MDR-1AM2はスマホなどにも接続していただけるよう、マイク・リモコン付きヘッドホンケーブルが同梱されています。


ヘッドホンを装着したまま着信、通話が可能です。

マイク・リモコン付きヘッドホンケーブルは両端ともΦ3.5mmの4極端子です。
お持ちのスマホ等対応するかは事前に確認をお願いします。

さらに!ヘッドホンケーブルは付属のものでなく・・・という方には別売でバランス接続に対応したヘッドホンケーブルの準備もありますよ~(^^)/

>ヘッドホンケーブルについてはこちら

KIMBER KABLE社との協力で開発された8芯Braid(編み)構造採用のケーブル「MUC-S12SB1」です。


>ヘッドホンケーブル「MUC-S12SB1」詳しくはこちら

というこで、NEWヘッドホン「MDR-1AM2」は先行予約販売が開始されていまして、発売日は2018年3月10日を予定しています。
あわせて、「ウォークマン ZX300と一緒がおトク!」キャンペーンもやってま~す。(^^)/


>「ウォークマン ZX300と一緒がおトク!」詳しくはこちら


>商品情報
ステレオヘッドホン
MDR-1AM2 (B)ブラック/(S)シルバー
先行予約販売中
ソニーストア販売価格 29,880円+税

2018年3月10日発売予定
ウォークマンZXシリーズ・ヘッドホン
NW-ZX300_MDR-1AM2
先行予約販売中
ソニーストア販売価格 94,760円+税

2018年3月10日発売予定