今年もCP+へ行ってきました~
サウンドエコーの岡部です。
今年もパシフィコ横浜で開催されている「CP+2019」、ソニーブースへ行ってきました~(^^)/
昨年同様、今年も先行入場で会場へ入りましたけど、昨年はCP+数日前に突如!α7Ⅲが発表になったために、ソニーブース人だかりでスゴイことになっていましたよねー
今年は事前に発売された「α6400」と、「リアルタイムトラッキング」を対応させたファームフェアVer.5.0ベータ版をあてたα9、そして「リアルタイム瞳AF・動物対応」対応のファームフェアVer.3.0ベータ版をあてたα7RⅢか・・・と思っていたら、今年もやりましね~ソニーさん!前日になって発表になりましたよねーNEWレンズが!!!!
発表になったNEWレンズは単レンズで135mm、GMシリーズ「SEL135F18GM」です。
というこで、今年はこのNEWレンズからスタートしました。
FE 135mm F1.8 GM [SEL135F18GM]
135mmと望遠系の大口径単焦点レンズとしては、質量が950gとかなり軽量で大きさもコンパクトですね。
今回もモデルさんがいらっしゃいまして、NEWレンズを使用してポートレート撮影ができるんですけど、135mmって望遠過ぎないか・・・と思ったりもしましたけど、これがまた絶妙な距離感でテーブルがセッティングされていましてですね、中々使い勝手がイイレンズに感じるんですよね~(笑) フォーカス合焦スピードもとても早く、瞳AFもしっかり食いついている印象でした。
レンズ左側面にはフォーカス切換えスイッチ「AF/MF」と「フォーカスリミッター切換え」、「ホールドスイッチ」があります。
GMレンズ、Gレンズではこのスタイルですね。
レンズ右側面下側、マウント近くに「CLICK」スイッチが配置されてます。
CLICKスイッチには「ON/OFF」とあります。
このCLICK「ON/OFF」は何に作用するかと言うと、レンズ本体の絞りリングに作用します。
この絞りリングを回転させた際発生するクリック感「カチッ、カチッ」てやつです。CLICK ONでクリック感が発生して、CLICK OFFでクリック感が無くなりシームレスに動作します。
これは動画撮影時などを意識したものになっていると思われますが、まあ、好きな方で使っていただければイイと思いますが・・・
使用時の絞り選択はレンズ本体またはカメラ本体と切換えで選択できるようになっています。
85mmや100mm STFのGMレンズと同じ使用ですね。絞りリング位置「A」の位置でカメラ本体側で絞り選択に切り換る仕様です。
ちなみに、「ホールドスイッチ」はレンズ上面にも配置されていました。
レンズ径は82mmサイズと、とても大きく、ん~フィルター代がかさみそうですね・・・まともなフィルターだったら軽く1万円オーバーでしょう~
と、ざっくりこんなレンズです。レンズ筐体の質感はすでに発売されているGMレンズと共通です。
SEL135F18GMですが、やはり発表がCP+前日ということもあり、たかがレンズ1本ですけどかなり話題性のあるレンズのようで、午後の一般開放された時にはたくさんの人が並んでいましたね。
>FE 135mm F1.8 GM [SEL135F18GM] 詳しくはこちら
次に向かった先は、α9向けに配信になるNEW ファームウェア「Ver.5.0ベータ版」をあてたコーナーがありましたので行ってみました。
ファームウェア「Ver.5.0ベータ版」の目玉はやはり新開発の「リアルタイムトラッキング」と瞳検出を強化した「リアルタイム瞳AF」ですね。
この機能は2月22日に発売になっている「α6400」にはすでに搭載されている機能です。
下の写真は「α6400」の設定写真ですけど、フォーカスエリア設定に「トラッキング:拡張フレキシブルスポット」という項目があります。
このマークです。
従来瞳AFを使用する際は、カメラまたはレンズのカスタムボタンに瞳AF機能を割付て、さらにその割付けたボタンを押しながらの撮影になっていましたが、このトラッキング機能を使用するとシャッター半押しの状態で瞳AFが機能します。その際フォーカスモードは「AF-C」で使用します。こうすることで、一度ロックした人物の顔認証をし続け、さらに近い方の瞳を追い続けます。さらにフォーカスロックした人物が後ろ向きになっても常に追い続けて、再度撮影者に向きかけた瞬時に顔認証そして瞳AFを再開して行くというスゴイ機能でした。
「このファームウェアはまだベータ版ですけどね・・・(笑)」と担当の方は言ってまして、「正規版ではもう少し追込めるかな・・・」とのことでしたが、すでに結構な完成度ででしたけどね。(^^)
また、瞳AFはこのファームフェアで動物瞳AFにも対応ができていて、これは「α7RⅢ」を使用して別コーナーでデモってました。
そのほか目に見える機能だと、横縦比「3:2」・「16:9」に加え「1:1」にも対応できていましたね。「1:1」なので正方形ですね。トリミングありきの撮影設定になるのかな・・・当店のお客様にも「1:1付かないかな~」なんて言うお客様もいらっしゃいましたので、ニーズはあるんですね。
さて、その「動物瞳AF」ですが、これがまたよく瞳に食いついてまして、人物と同じように近い方の瞳にフォーカスが行きます。
機能を紹介するコーナーには、猫型ロボット?がいまして、ゆっくり首を振ってくれてるんですけど、フォーカスを外すことなくしっかり機能していましたね。
動物瞳AF使用の際は、瞳AFの設定を「Fn」に割付けます。
さらにこの中で「人物」・「動物」との選択をして使用するようです。
動物瞳AFコーナーのカメラは「α7RⅢ」で使用していました。
「α7RⅢ」と「α9」ではファームウェアは違い、「α7RⅢ」では「Ver.3.0ベータ版」でした。
>「α9」・「α7RⅢ」・「α7Ⅲ」ファームウェアについてはこちら
ということで、CP+他社のブースも拝見してきましたけど、そうですね~パナソニックのブースには沢山の人が並んでましたね。ルミックスのミラーレスフルサイズ一眼ですけど、あまりの人の多さに断念しましたけど・・・(>_<)
それから、レンズメーカーのシグマさんからは、純正レンズには無い焦点距離のレンズも展開し始めていまして、これもこれから面白くなりそうですね。
その他細かい物色々あったんですけど、ハクバさんのブースに「ドライソフトボックス」なるものがありまして、ドライボックスというと手軽に使える透明な衣装ケースのようなものから、ハードなワインセラーのようなものでしたけど、これはカメラバックのような感じのもので、サイズがMサイズ・Lサイズで、各サイズブラックとオレンジの色展開ですね。価格は4,900円~6,300円ですね。手軽に使えそうで結構イイかな~なんて思ったりして・・・(^^)
CP+2019は、2月28日(木)からスタートして、3月3日(日)までパシフィコ横浜で開催されていますので、ご興味のある方は行ってみて下さい。(^^)/