NEWマウントアダプター「LA-EA5」に、なかなかレアなレンズを付けて使ってみたけど・・・
サウンドエコーの岡部です。
何となく気が付いたら発売されていた・・・って感じ?で、ソニーNEWマウントアダプター「LA-EA5」が発売になったので、お客様に引き渡ししつつ、動作確認をしてみました~(^^)/
ん~、見た目は前モデル「LA-EA3」と変わりはないような気もします。
LA-EA5はカメラ本体側のフォーカス点を使うのでミラー等の搭載はなく、スッキリしてます。
さて、そもそも「LA-EA5」はなにに使うのか・・・と不明な方もいらっしゃるかと思うのでそのあたりから行きましょうか・・・
EマウントボディにAマウントレンズを装着するための35㎜フルサイズセンサー対応のマウントアダプター
EマウントカメラボディにすべてのAマウントレンズを装着できる35㎜フルサイズセンター対応のマウントアダプターなんですよ。
と、ここまでは前モデル「LA-EA3」と同じなんですけど、「LA-EA5」の新しいところは、最新のEマウントボディ本体の像面位相差AFに対応するだけでなくて、リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキング搭載モデルならば、高性能なAF機能が生かせるってところなんですよね。
さらに!一部のカメラボディでは、レンズに「SSM/SAM」モーターが非搭載のレンズでも像面位相差AFに対応するというところです。
ただ、モーター非搭載のレンズに対応できているボディは現在のところ2モデルのみで、「α7RⅣ」ファームウェアVer.1.20、「α6600」ファームウェアVer.1.10の2機種です。
SSM/SAMレンズでAF/AE追随最高約11コマ/秒の高速連写
α9Ⅱ、α9、α7RⅣ、α6600との組み合わせで、AF/AE追随で最高約11コマ/秒の高速連写が可能です。
小型・円筒形状で快適な操作性
「LA-EA5」では、新開発の小型AF駆動ユニットを搭載していて、絞り駆動ユニットも含めてシンプルな円筒形状の中に凝縮されています。マウントアダプターの直径はAマウントと同じ直径がキープできているので、小型ボディのEマウントボディに装着しても、さほど違和感なく使えます。特に、マウントの下側に突起物もないので、ホールド性もいいですし、縦位置グリップを装着した際でも快適に使用できそうです。
ということで、α7RⅣにマウントアダプター「LA-EA5」を挟んで、なんとレアなAマウントレンズ「SAL500F80」を装着です。
もちもんレンズ側にフォーカスモーターは搭載されていません。「LA-EA3」ではマニュアルフォーカスになっていたレンズです。
ちなみにこのレンズはお客様所有のレンズです。
この大きさで焦点距離が500㎜のレンズなんですよ。とてもコンパクトですよね~
コンパクトなのは、REFLEXレンズなので普通の500㎜レンズとは構造が全く異なっていまして、簡単には内部鏡になっていて、鏡の反射で500㎜を実現しています。そして、ソニーのREFLEXはオートフォーカスというところがさらにレアですね。ただ絞りの開放がF8なのでちょっと暗いんですよね・・・ Eマウントボディではファインダーが電子ビューファインダーなので気にはなりませんけど、光学ファインダーだとレンズの暗さがそのままファインダーの明るさに直結していましたのでね・・・
REFLEXレンズは当時はCanonからも発売になっていましたけど・・・現在ではソニー共々生産完了になっていて販売はされていませんけどね。
正面から見るとチョット変わったレンズであることがわかります。
これで撮影すると、通常のレンズではまるボケになるとこが、REFLEXレンズではリングボケになるという特徴があります。
結果!AFは速くはないですが、オートフォーカスが動作しました。瞳AFには対応していませんでしたが、顔認証は働きました。
α6600では検証しませんでしたが、おそらく同じ動作はすると思いますが、リアルタイムトラッキングは働きませんね。
そして、発売されたばかりの「α7C」にも取付てみましたけど、残念ながらオートフォーカスは機能しませんでした。マニュアルフォーカスで使用する分には問題ないです。
モーター非搭載レンズのAFにつては、α6600、α7RⅣ以外のボディに広がっていくかどうかというのは現在では不明ですね。可能ならばファームアップで対応して行くんでしょうけど・・・
α9、α9Ⅱくらいは対応しそうですけどね。
そうそう、このマウントアダプター「LA-EA5」は今回お客様へ引き渡してしまいましたので、店頭展示はありませ~ん!すみません<(_ _)>
ということで、以上です。(^^♪
商品詳細 マウントアダプター 「LA-EA5」 希望小売価格 26,000円+税 ソニーストア販売価格 24,273円+税 |