【NEW】ついに!有効約3300万画素の新開発イメージセンサーと最新世代の画像処理エンジン搭載「α7Ⅳ」 予約販売開始!
こんにちは!サウンドエコー須藤です(^^)/
ついに「α7Ⅳ」が12月7日(火)予約販売開始になりました!発売は12月17日(金)予定です。
α7Ⅲから4年。待っていた方も多いのではないでしょうか?
有効約3300万画素の新開発イメージセンサーと最新世代の画像処理エンジンでフラッグシップ譲りの高画質カメラになっています。
【主な特長】
高速処理や高画質撮影を実現する3,300万画素の新開発フルサイズ裏面照射型CMOSセンサーExmor R
静止画・動画の撮影領域がさらに拡大するよう、ソニーの誇るイメージセンサー技術を結集した裏面照射型 有効約3300万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを新開発。フルサイズならではの高画質と浅い被写界深度によるぼけ表現で、映像制作のみならず、ライブストリーミングなどの映像コミュニケーションでもクオリティーを圧倒的に高めます。また、本機では像面位相差測距点をα7 IIIよりも多く配置することで、AF性能の向上を実現しました。
従来比最大8倍の高速処理が可能。革新的な新アーキテクチャーBIONZ XR
α7 IVでは、最新のシステム構成(アーキテクチャー)を採用。ベーシックモデルでありながら、フラッグシップモデルのα1やα7S IIIで採用された最新の画像処理エンジン BIONZ XRを搭載し、撮像や各種信号処理の実行まで随所で処理能力が大幅に向上しています。また、α7 IIIなどの従来モデルでは、高性能画像処理エンジン BIONZ XとフロントエンドLSIが連携して処理していたAF、画像認識、画質調整、現像といったリアルタイム処理を、新画像処理エンジン BIONZ XRに集約することで、処理の遅延時間を短縮するとともに、静止画・動画処理能力を大幅に向上しました。加えて、ユーザーインターフェース・ネットワーク・ファイル管理といったメディア処理の負荷を分散することで、リアルタイム処理の負荷の大きさによらず、快適な操作レスポンスを実現しました。
高精度な像面位相差AFセンサー
像面位相差AFに対応したセンサーを採用。α7 IIIより多くの位相差測距点を搭載することで、精度が向上しています。
また、感度が向上したことで、高速で安定したフォーカシングに寄与しています。
新開発イメージセンサーと最新世代の画像処理エンジンがもたらす画質の進化
新開発CMOSイメージセンサーとフラッグシップモデルα1やα7S IIIに搭載した最新の画像処理エンジンの採用で、高画素化と低ノイズを高次元のバランスで実現。色再現や質感描写の向上に加え、ファイルフォーマットHEIFやHLG静止画モードを搭載しました。思い通りの雰囲気に仕上げられる10種類のプリセット「クリエイティブルック」など、多彩な新機能にも対応しています。
進化したオートフォーカスとAF・AE追随高速撮影性能
4D FOCUS 像面位相差方式に対応、広範囲・高速高精度・高追随AF
[WIDE]
イメージセンサーの撮像領域のほぼ全域(約94%)にα1同等となる759点の選択可能な位相差測距点を高密度に配置。高画素・高感度なイメージセンサーの膨大な被写体情報を、リアルタイム処理に優れた新画像処理エンジンがパワフルに処理し高精度に分析。小さな被写体や夜景と人物など、背景にピントが行きがちな難しい構図での測距精度が向上しています。
[FAST]
高速性と追随性に優れた位相差AFと高精度なコントラストAFを併用するファストハイブリッドAFシステムがさらに進化。α7 IIIより多く配置された像面位相差測距点から読み出した信号をBIONZ XRで高速に処理。ファストハイブリッドAFシステムで位相差AFを積極的に活用することで、被写体を瞬時に高精度で捉えることができます。
[STEADFAST]
AFセンサーの高密度化と動体追随アルゴリズムの進化で、動体追随性能がα7 IIIに比べさらに向上。複雑な動きやスピードに緩急のある動体に対しても、これまで以上に高い精度で粘り強くAF追随し続けることが可能です。
リアルタイム瞳AF(人物)
リアルタイム処理に優れた新画像処理エンジンBIONZ XRにより、検出能力がさらに向上。より角度のある横顔や下向き、上向きの顔でも高精度で自動的に瞳にピントを合わせ続けるため、撮影者は構図に集中できます。タッチトラッキングとの併用にも対応しており、画面内の任意の場所にいる人物をリアルタイムトラッキングで追随開始、瞳を認識すればリアルタイム瞳AFでの追随が可能です。顔検出精度の向上により、マスク装着などの顔の一部のみの被写体に対しても、α7 IIIよりも約30%高精度に瞳を捉えます。
リアルタイム瞳AF(動物)
あらかじめ検出対象を動物に設定しておくことで、動物の瞳を高速・高精度に自動検出、追随します。これまでフォーカス枠をピンポイントに合わせることが難しく失敗しがちだった動物の撮影や、ペットの愛らしい瞳の撮影が格段に便利になります。また、α7 IVでは、動物の瞳認識精度も向上し、犬や猫のような顔立ちをした動物の横顔や、寝転がって逆さまになった状態でも瞳を追随し続けます。さらに、動画撮影時の動物のリアルタイム瞳AFに対応しました。
リアルタイム瞳AF(鳥)
α7 IVでは、α1同様に「リアルタイム瞳AF」で、鳥の瞳の検出にも対応しました。あらかじめ検出対象を鳥に設定しておくことで、飛んでいる鳥、止まっている鳥の瞳を高速高精度に自動検出、追随します。動きの予測が難しい鳥の撮影条件でも高い追随性を実現するために、AFとトラッキングのアルゴリズムを最適化しています。また、α7 IVではαシリーズで初めて、動画撮影時の鳥のリアルタイム瞳AFに対応しました。目の周りが黒い模様の鳥でもしっかり瞳を捉えて撮ることが出来ます。
より粘り強く被写体を追尾するリアルタイムトラッキング
AIを活用した「リアルタイムトラッキング」を搭載。狙いたい被写体を指定し、シャッターボタンを半押しするだけで、カメラまかせで自動追尾できます。ソニー独自の物体認識アルゴリズムにより、色、模様(輝度)、被写体距離(奥行き)からなる空間情報のリアルタイム高速処理を可能とし、AF時の顔/瞳優先を「入」にしておけば、AIを用いて被写体の顔/瞳情報(人物/動物/鳥)を検出し続けることで、高い被写体認識精度を実現。フォーカス枠が被写体の状況に応じてシームレスに顔や瞳に変化していきます。また、α1で初めて採用された「リアルタイムトラッキング一時停止機能」や「リアルタイムトラッキング開始枠表示」にも対応しています。
最大約10コマ/秒のAF/AE追随高速連写
メカシャッター、電子シャッター問わず、AF/AE追随連写は最高約10コマ/秒を実現し、決定的瞬間を逃しません。レスポンスにも優れており、連写中のファインダーやモニターへの表示タイムラグが少なく、安定したフレーミングができるので、特に動きの激しい被写体の撮影に有効です。また、AF-Cかつ連写時に像面位相差AFが使える絞り値の範囲の上限値はF22です。鳥撮影などテレコンバーター装着時の被写界深度を深めに保った動体撮影や、より低速シャッタースピードを使う流し撮影など、被写界深度やシャッタースピードの幅を広げたAF撮影が可能になります。E16mm F2.8を除く、すべてのEマウントレンズ装着時で対応できます。
CFexpress Type Aメモリーカードに対応
CFexpress Type Aメモリーカードに対応。2スロットあるうちの、スロット1は、SDXC/SDHCメモリーカード UHS-II/UHS-Iに加え、CFexpress Type Aメモリーカードに対応し、大容量のデータをより高速で記録できます。CFexpress Type Aメモリーカードは連続撮影や高bitレート4K動画に最適な高速メディアで、その高速書き込み処理性能により、進化しつづけるカメラの静止画・動画の膨大なデータ処理においてもカメラのバッファーをいち早く開放。ゆとりある撮影を実現します。さらにα7 IVでは、静止画・動画それぞれで記録するメディアを選択可能。静止画の振り分け設定において、ファイル形式、画像サイズ、画質をスロットごとに設定できるなど、用途に合わせてメディアカードへの記録方法の選択肢が大幅に増えました。また、画質設定画面とメディア設定画面のメニュー構成の見直しやイラストの追加など、より直感的に操作できるように改善されています。
撮影から共有まで快適かつ直感的な操作性
αシリーズの特長である、フルサイズながら小型・軽量のボディを実現しつつ、動画・静止画撮影を問わない直感的な操作性を追求しました。バリアングル液晶モニターの採用や、高精細電子ファインダー、高速書き込み可能な次世代メモリーカードの採用、タッチ対応かつ刷新されたメニュー画面など、快適な操作性をサポートします。
約368万ドット高精細 Quad-VGA OLED 電子ファインダー
α7 IIIよりも高精細な約368万ドットの高精細Quad-VGA OLED 電子ファインダーを採用。α7 IIIに搭載されたファインダーに比べ約1.6倍の高解像度を実現したほか、視野角37.3度、23mmのハイアイポイントも実現しています。また、高解像度かつ、電子ファインダーに表示される映像の画質も向上し、よりピントの確認もしやすくなりました。さらに、EVFの光学レンズ群を密閉させる新構造を採用することで、2重ガラス構造と同じ効果を得ています。その結果、レンズ内側の曇りを防ぐことができ、防曇性がα7 III比で大幅に向上しています。高い防塵・防曇性能も実現し、さまざまな撮影環境で、快適なファインダーを使用した撮影を可能にします。上位モデルのα1やα7S III同様に明るさと色温度の調整が可能で、撮影シーンや好みに応じてファインダーの見えかたを調整可能。表示フレームレートもSTDモード60fpsとHIモード120fpsを選択できます。
撮影の自由度を高めるバリアングル液晶モニター
角度を自在に調整可能なバリアングルタイプの横開き背面モニターを搭載。手持ちの動画撮影時、ジンバルに搭載している場合や状況記録用の自分撮り、地面すれすれのローポジションでの迫力ある撮影など、静止画・動画撮影を問わず、状況に応じた自由なポジションやアングルでのフレーミングが可能です。3.0型、約103万ドットの大型タッチパネル液晶は、明るい屋外でも視認性が高く鮮明です。
[新開発の横開きバリアングル機構]
横方向に176度、上方向180度、下方向90度と自在に可動するバリアングル機構により、ハイ&ローポジションでの撮影に便利なほか、ウエストレベルでの動画撮影、縦撮り、自分撮りなどさまざまなスタイルでの撮影が快適に行えます。
[3.0型 3:2 タッチ対応高精細液晶パネル]
約103万ドット、3.0型の大型のタッチパネル液晶を採用。屋外撮影時の視認性に配慮し、屋外晴天モードや手動設定に対応しています。タッチトラッキングやタッチフォーカスに加え、新たにメニューやファンクションメニューのタッチ操作が可能になりました。
長時間連続録画を可能にする新開発の放熱構造
動画撮影中の温度上昇を抑制し、長時間の4K連続録画をサポートするため、設計を徹底的に見直し効率的な放熱構造を実現。熱を効果的に分散し放熱させることで、小型・軽量ボディを維持しつつ本体内の温度上昇を抑制。これにより、1時間以上の4K 60p 4:2:2 10bit動画記録を可能にしました。
[カメラ全体の放熱システムの最適化]
高い放熱性能を誇り、プロの高い信頼を得ているα1やα7S IIIの放熱技術を結集し、最適な放熱構造を採用。カメラ全体で熱の発生を高精度に解析し放熱経路を最適化することで、αシリーズの特長ともいえる小型・軽量ボディと放熱性能を両立しています。
[新開発の構造による高い放熱効果]
スマートフォンなどにも用いられる熱伝導性に優れたグラファイト素材を、ソニー独自の「Σ(シグマ)形状」に加工し、手ブレ補正ユニットに組み込みました。この画期的な構造により、手ブレ補正時のイメージセンサーユニットの円滑な動作を妨げることなく、本体内の温度上昇の主要因となるイメージセンサーからの発熱に対し、高い放熱効果を得ることに成功しました。
動画撮影時も安心、長時間の撮影を可能にするスタミナ性能「Zバッテリー」採用
高容量のZバッテリーを採用。また、NP-FZ100を最大2個装着可能な縦位置グリップ VG-C4EMを装着することで、より長時間の撮影が可能です。もちろん、USB給電も可能で、撮影現場や状況に合わせAC電源を使用し、屋外撮影では高容量で機動性の高いモバイルバッテリーから給電することでバッテリーの消耗を抑えるなど、よりフレキシブルに対応できます。
より防塵・防滴に配慮した設計
さまざまな静止画・動画のプロからのフィードバックを反映し、従来機α7 IIIよりも、さらに防塵・防滴に配慮し、随所にさまざまな工夫を施しました。外装の合わせ目全周や電池蓋にシーリング構造を採用したほか、メディア蓋をヒンジ軸から二重蓋構造のスライド機構とロックレバーの組み合わせに変更し、信頼性を向上。また、レンズロックボタンの形状変更や、マウント周りへのクッション追加など、ゴミや水滴の浸入経路となりえる箇所の構造を見直し、屋外の厳しい撮影環境での使用にも耐えられます。より一層防塵・防滴に配慮した設計ながらも、従来機から大きく寸法を変えることなく信頼性を確保しています。
高い堅牢性を実現するマグネシウム合金ボディ
より堅牢なボディを実現するために、トップカバー、フロントカバー、内部フレームに至るまで、軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用。高い堅牢性と軽量化を両立しています。また、マウント固定用のねじを6本使用し、マウント部の剛性を高めています。超望遠レンズなど、さまざまなレンズの使用に配慮しています。
耐久性と振動性を実現したメカシャッター
最高約10コマ/秒の高速連写を実現するため、応答性に優れたコアレスモーターを採用。加えて、シャッターチャージ部とそれを固定しているシャーシの間にダンパーを加えることで振動を効果的に吸収し、レリーズ耐久性と低振動性を実現しています。
電源OFF時にシャッターを閉じる機能を追加
カメラの電源を切ったときにシャッターを閉じる機能が追加されました。これにより、レンズ交換の際にゴミやほこりがイメージセンサーに付着しにくくなります。
ハイブリッド機としての操作性向上
操作面では、静止画・動画のどちらも快適に撮影できるように、操作ダイヤルの仕様を大幅に改善しています。
[静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル]
モードダイヤルの下部に、新たに「静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル」を搭載。静止画/動画/S&Qモードごとの露出モード選択も、モードダイヤルを回すだけで簡単に設定できます。
[ユースケースに応じたカスタマイズ機能を実現する後ダイヤルR]
露出補正ダイヤルの代わりに、自由に機能を割り当てられる後ダイヤルRを搭載。後ダイヤルL同様にカスタマイズが可能で、静止画撮影時と動画撮影時のそれぞれに、別々の機能をアサインできます。
[後ダイヤルRロックボタンの搭載]
後ダイヤルRのセンターに、後ダイヤルRロックボタンを追加。ボタンを押すたびに後ダイヤルRのロック/ロック解除が切り換わります。押し下げている間はダイヤルが不用意に回転しないようロックされます。
[後ダイヤルRの操作性]
α7 IIIの露出補正ダイヤルと比べ、後ダイヤルの形状・位置を最適化し操作性を向上させています。
画素加算のない全画素読み出し4K 60p動画記録を実現
4K動画記録にて、全画素読み出しによる解像感のある高品質な映像を実現しました。また、Super 35mmでは、4K 60pの動画記録が可能になり、動きの速い被写体でも、自然でなめらかな映像を記録できます。さらに、この高解像4K記録に、α7 IVの優れたAF性能、階調・色再現性を組み合わせることで、映像制作のクオリティーを圧倒的に高めます。
画素加算のない全画素読み出し7Kオーバーサンプリング(フルサイズ時)による高解像4K動画記録
4K動画記録時は、表現や用途に合わせてフォーマットをSuper 35mmとフルサイズから選択することが可能です。フルサイズ時は画素加算のない全画素読み出しにより、4K(QFHD:3840 × 2160)映像に必要な画素数の約3.3倍(7K相当)の豊富な情報量を凝縮して4K映像を出力するため、モアレやジャギーが少なく、ディテール再現や解像感に優れた4K動画画質を実現します。
最新の画像処理エンジンが実現する多彩な動画記録モード
新開発のイメージセンサーと新画像処理エンジンの映像処理性能で高い映像品質を実現。また、編集作業にもつながる多彩なフォーマット、記録方式にも対応しています。
[4:2:2 10bit記録]
カメラ本体内 Long GOP/Intra両方で4:2:2 10bit記録が可能。豊かな階調を生かしたグレーディングなど高い編集耐性と自由度を提供します。
[高画質All Intra記録(XAVC S-I記録時)]
フレーム圧縮方式Long GOPに加えて、フレーム間の圧縮を行わないIntra記録に対応。記録bitレート最大600Mbpsの高画質4Kの本体内記録が可能です。
[MPEG-H HEVC/H.265コーデック記録]
MPEG-4 AVC/H.264比で圧縮効率が約2倍の高効率圧縮コーデック MPEG-H HEVC/H.265を採用した「XAVC HS(TM)」ファイルフォーマットを搭載。XAVC S(TM)記録時と同等のbitレートであればより高画質に、画質が同等になる設定なら、より低容量な記録が可能です。
最高4K 60pでの記録で2.5倍のスロー動画記録
4K解像度で最大2.5倍のなめらかなスローモーションにより、印象的な映像表現が可能です。4:2:2 10bitのサンプリングに対応しているほか、圧縮形式はフレーム間の差分情報を用いて圧縮を行うLong GOPおよびフレーム単位で圧縮し高画質記録を行うIntra(All-I)方式も選択できます。また、記録した映像をそのまま、スローモーションやクイックモーションで再生可能なS&Qモードであれば、XAVC S-I記録で60p記録設定時、最大bitレート600Mbps(4:2:2 10bit、H.264、All-I)の高画質記録が可能です。フルHD解像度時は120fpsで最大5倍のスロー表現も可能(24p記録設定時)で、動きのあるスポーツシーンなどを印象的に記録できます。
シネマティックな表現を実現するルック S-Cinetone(TM)
FX9、FX6、FX3などのCinema Lineで好評な、肌色を美しく見せるスキントーンを中心としたルック「S-Cinetone」を搭載。CineAltaカメラ VENICEの開発を通じて得られた知見をもとに作られており、人の肌を描写する際に使われる中間色の表現力をアップさせ、色あいはよりソフトに、ハイライトの描写は被写体を美しく際立たせる自然なトーンです。制作者のさらなるクリエイティブな表現要求に応えます
業務用カメラとの親和性を高めたS-Log撮影
S-Log2およびシャドウからミッドトーン(18%グレー)にかけての階調特性を重視したS-Log3を搭載。S-Log3設定時は15+ストップ(*)のワイドダイナミックレンジを達成しています。色域はS-Gamut、S-Gamut3、S-Gamut3.Cineに対応。α7 IVでは、S-Gamut3およびS-Gamut3.Cineの色再現性について、ソニーのデジタルシネマカメラVENICE、FX6やFX3などS-Log3搭載の業務用カメラと合わせた撮影、編集がさらに容易になりました。また、本機はS-Log撮影時の最低ISO感度が800で、常用ISO範囲の下限値から2段分(ISO 200-640)低感度側のISO感度が選択可能です。ノイズを軽減した撮影に活用できます。
4:2:2 10bit記録のHLG(Hybrid Log-Gamma)にも対応
HDR対応のピクチャープロファイルとして広色域のBT.2020カラースペースに対応するHLG(Hybrid Log-Gamma)を搭載しました。撮影した映像をHDR(HLG)対応テレビでHDMI接続し再生することで、カラーグレーディングをせずに黒潰れと白飛びを抑えた、肉眼に近いリアリティーのある映像が楽しめます。本機では、10bitの細やかな階調再現性により、α7 III比でさらに豊かで高精細な映像表示が可能です。また、ガンマは4種類のプリセットから選択可能で、[HLG]はITU-R BT.2100相当、[HLG1]、[HLG2]、[HLG3]は従来のカメラの映像表現と違和感を出さずにより広いダイナミックレンジを実現するガンマ設定で、ダイナミックレンジとノイズのバランスがそれぞれ異なるため、シーンに合わせた使い分けが可能です。
※ カメラ本体で再生する場合は、ガンマ表示アシスト機能を使うことで通常のガンマと同等のコントラストを再現することができます。4K HDR、4K 60pをHDMIで出力する場合、Premium High Speed HDMIケーブルが必要です。HLGはα7 IIIにも搭載されていますが、α7 IVでは4:2:2 10bit記録にも対応になります
動画撮影やライブストリーミングでも肌を明るくキレイにする美肌効果
人物撮影時に、顔の小じわやシミ、肌のくすみなどを目立たなくし、目や口元にメリハリをつけて肌をきれいに撮影できる美肌効果機能を搭載。静止画、動画問わず活用可能です。また、目や口元のシャープ感を保ったまま、肌のしわやくすみを低減して自然な印象で写すことができ、美肌を表現します。美肌効果はOFF / LO / MID / HIの4段階から選択できるので、自分好みの美肌効果が得られます。さらに、フルサイズの高い表現力と相まって、静止画、動画撮影時はもちろん、リモート環境でのライブストリーミングやオンラインコミュニケーション時も、より魅力的で美しい映像を投影可能です。
ハンドヘルド動画撮影を強力にサポートする高性能手ブレ補正「アクティブモード」
光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能に加え、カメラに内蔵した高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサー、最適化されたアルゴリズムにより動画時の手ブレ補正効果を向上させる「アクティブモード」に対応しました。リアルタイム処理能力に優れた新画像処理エンジンBIONZ XRが、手ブレ量を高精度に検出し光学的に補正することで、圧倒的に安定した動画撮影が可能になりました。ボディ単体で高い補正効果を得られ、αならではの機動性を損ないません。また、手ブレ補正非搭載のEマウントレンズはもちろん、Aマウントレンズなどもマウントアダプターを介して装着可能。さまざまなレンズで使用可能です。メニューは、切/スタンダード/アクティブから選択でき、撮影シーンによって使い分けできます。
Catalyst Browse/Prepareでのメタデータ情報を活用した手ブレ補正編集
α7 IVでは、ジャイロとレンズ情報をメタデータとして撮影素材に記録し、Catalyst Browse/Prepareで活用することにより、撮影後でも手ブレ補正の調整が可能です。
[手ブレ情報メタデータ]
撮影時の手ブレ情報をメタデータとして収録ファイルに付加。Catalyst Browse/Prepareで活用することにより、手ブレ補正処理を短時間・高精度に行うことができます。たとえば、フルHD 60p収録で6秒のクリップであれば約0.1秒高速処理が可能です。また、有償のCatalyst Prepare(*2)を使用することで、複数のクリップを一括で手ブレ補正出力ができるようになりました。
映像表現の幅を広げる動画AFの進化
α7 IVでは動画撮影時のオートフォーカスも大きく進化。リアルタイム瞳AFの動物、鳥対応に加え、AF/MFのシームレスな切り換えで被写体のフォーカス移動を容易にするAFアシスト、ピントの合う範囲(被写界深度)をライブビュー画面に映し出すフォーカスマップなど、妥協のない動画撮影機能の充実でクリエイティブな映像表現を強力にサポートします。
動画撮影時にもリアルタイム瞳AFの動物・鳥対応
α7 IVでは、動画撮影時の動物や鳥のリアルタイム瞳AFに対応しました。静止画撮影時と同様に、あらかじめ検出対象を動物もしくは鳥に設定しておくことで、動きのある動物や飛んでいる鳥、止まっている動物や鳥の瞳を高速・高精度に自動検出し、追随します。動画撮影で追い続けることが難しい鳥を高い追随性で撮影するために、オートフォーカスとトラッキングのアルゴリズムを最適化しています。
動画撮影時の瞳AFの右目/左目選択(人物・動物)
フォーカスする瞳を自動的に選択する以外に、右目または左目をあらかじめ指定しておくことができるようになりました。たとえば、ポートレート撮影時、あらかじめ狙いたい目が決まっている場合などに構図や撮影に集中できます。メニュー「右目/左目選択」より、[右目]、[左目]、[オート]のいずれかを設定可能。瞳AFでの撮影時に設定が反映されます。さらに、「右目/左目切換」をカスタムボタンに割り当てておくことにより、撮影中もボタンを押すたびに瞬時に[右目]、[左目] の切り換えが可能です。シーンに応じて使い分けできます。
AF中のフォーカストランジションをサポートするAFアシスト
AFでの動画撮影中、シームレスにMF操作に切り換えることのできるAFアシスト機能を新規搭載しました。Cinema Line FX6で採用されている機能で、本機能をオンにすると、AF中のフォーカスリング操作により一時的にマニュアルフォーカスに切り換えることができ、スムーズに被写体の選択とトランジションが可能になります。リアルタイム瞳AF/顔検出AF時には、複数の人物の中からフォーカスリングを使って狙った人物にフォーカスを合わせることができます。レンズのフォーカスリング操作をやめると、オートフォーカスに復帰し、フォーカスリングで合わせた被写体に粘り強くオートフォーカス動作を継続します。たとえば、複数の被写体がいるシーンでこの機能を使用し、シーン途中で別の被写体にMFでフォーカスを移動させ、その後は切り換えた被写体をAFで追い続けるといったフォーカスワークが容易になりました。動物や鳥のリアルタイム瞳AFとの併用も可能です。多くのリニアレスポンスMF搭載のレンズでより効果的に使用できます。
動画撮影中のフォーカス時に起こるフォーカスブリージング(フォーカスレンズ位置の変化に伴う画角変動)現象を最小化するブリージング補正機能をαシリーズで初めて搭載しました搭載しました。ソニー独自の全画素超解像技術を活用し、画角が一定になるように自動で調整することで、フォーカシング中でも画角が変わらず、よりドラマティックなフォーカシング表現が可能となります。また、手ブレ補正アクティブモードとの併用も可能で、手ブレ補正時のブリージングを最小化し安定した高品位な映像制作を強力にサポートします。
映像の被写界深度を可視化、フォーカシング設定の負荷を軽減するクリエイター待望のフォーカスマップ
動画撮影時の被写界深度を可視化するフォーカスマップ機能を新規搭載。多くのプロクリエイターからの要望を受けて搭載された機能で、フォーカス情報(深度マップ)を、ライブビューの実映像にリアルタイムに重ね合わせることで、ピントの合っている範囲と合っていない範囲を視覚的かつ直感的に画面上で表示します。従来はカメラマンの感覚で行なわざるを得なかった、映像全体の深度設定(被写体位置や被写界深度の決定)やリハーサル時のフォーカス位置・深度の設定を、可視化して確認できることで、動画フォーカシングの利便性が飛躍的に向上します。また、映像の高精細化と明るいレンズによる浅い被写界深度での印象的な表現を強力にサポートします。AF時/MF時どちらでも使用でき、ピーキング機能との併用も可能です。
* 下記条件時は本機能は使用できません。ピント拡大使用時/デジタルズーム使用時/USBストリーミング中/レンズ装着していないとき/Aマウントレンズ装着時/像面位相差AF非対応レンズ装着時
AF中のピーキング
これまでMF時のみであった動画撮影中のピーキング表示がAF時もできるようになりました。これにより、AF/MF時に関わらず、フォーカスを確認しながらの撮影がより容易になりました。フォーカスマップ機能との併用も可能です。
動画撮影時、カメラまかせのフォーカスワークを可能にする「AFトランジション速度」と「AF乗り移り感度」
上位モデルのα1やα7S IIIで好評な、動画撮影中のきめ細やかなフォーカシングをサポートする「AFトランジション速度」と「AF乗り移り感度」も搭載。AFトランジション速度は、視聴者の視点を自然に操るラックフォーカスのような演出の際に有効で「7段階」の速度調整が可能です。「AF乗り移り感度」は、AF対象の被写体を瞬時に切り換えたり、あるいは、粘り強く追随する感度調整が「5段階」で設定できたり、どちらもあらかじめカスタムキーに割り当てておくことで、録画中も瞬時に設定を切り換えることが可能です。
リモートでリアルタイムの撮影映像が、簡単に共有できる
最新のBIONZ XRの高速処理能力により、VLOGCAM ZV-1とVLOGCAM ZV-E10で対応したUSBストリーミング機能がパワーアップしました。高画質4K映像の出力に加え、出力映像の解像度選択や本体内同時記録など、用途に応じて最適な設定を選択可能。さらに利便性が向上しています。リモートが好まれるこれからの時代に合わせて、カメラも進化し続けます。
高画質4K Webカメラとして、リモートで高画質な映像を共有
主にUSBカメラで使用されている規格、UVC(USB Video Class)/UAC(USB Audio Class)に対応。これにより、事前に専用ソフトを準備することなく、一般的なPCやスマートフォンと本機をUSB接続するだけで、高画質Webカメラとして手軽に使用できます。フルサイズによる美しいぼけ表現、クリエイティブルックによる色表現や美肌モード、リアルタイム瞳AF、幅広いレンズラインナップによる用途に合わせた画角などを駆使して、さまざまな撮影シーンに最適なストリーミングができます。さらに、4Kでの出力に対応し、より高画質な映像をリモートで共有できるようになりました。カメラから出力される映像は、4K 15p/Full HD 60p/Full HD 30p/HD720 30pの4種類に対応。
ライブストリーミング時の本体内同時記録に対応
ライブストリーミング時の本体内同時記録に対応。4種類の画質を選択できます。ストリーミング時のネットワーク状況が悪く、低画質でのストリーミングや、ストリーミングが途中で途切れてしまっても、後から本体内同時記録した高画質素材をアーカイブとしてSNSやホームページでの再配信に活用することができます。
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