3つの指向性を持ちながらコンパクト!そしてデジタルオーディオインターフェースに対応したショットガンマイクロフォン♪
サウンドエコーの岡部です。
コンパクトながら3つの指向性を持ったマイクロフォンで、当店のお客様も神マイクと絶賛するショットガンマイクロホン「ECM-B10」をちょっと紹介~(^^♪
小型のショットガンマイクまたはそれに準じた商品というと、ソニー以外にも「SENNHEISER」・「audio technica」・「BOYA」・「SHURE」などからもそれぞれ特徴のある商品が発売されてはいますよね。しかし3つの指向性を持っていてしかもデジタルオーディオインターフェースに対応した商品となるとかなり絞られて来る?っていうか、他には存在しないのではいか・・・と思えるのですが・・・
小さな中にギッシリとソニーのこだわりが詰まったマイクロフォンです!
今回お借りした「ECM-B10」には付いていなかったのですが、本来は付属品で風防、いわゆるウィンドスクリーンが付属しています。
なかなか特長のある形をしています。
切換え可能な3つの指向性を搭載した「1台3役」!
カメラの正面の音を強調して収音できる「鋭指向性」、前方の音を幅広く収音できる「単一指向性」、そしてすべて方向に等しく感度を保てる「全指向性」と3つの指向性を1台に搭載しています。切換はマイク本体にあるスイッチひとつで指向性の切換えがかんたんにできてしまいます。
スイッチを含む操作面は本体背面にまとまっています。
ビームフォーミング技術を使用したデジタルシグナルプロセッサーの信号処理システムで、非常にコンパクトなサイズながら「鋭指向性」を実現!
大きさは、全長約79.3㎜のコンパクトサイズではありますが、「鋭指向性」という特性を持っています。高性能な4つのマイクユニットとデジタル信号処理の組合せで正面方向の感度を強めて、正面以外の音声を打ち消すビームフォーミング方式の信号処理システムが搭載されています。
4つのマイクユニットが搭載されていて、マイクっぽくないですよね。
ちなみに、このマイク部分の表面は金属です。
徹底したノイズ制御で劣化の少ない高音質録音
デジタルオーディオインターフェースに対応した、マルチインターフェースシュー搭載のカメラと組み合わせることで、音声をデジタル信号のままダイレクトにカメラ内へ伝送できて、劣化の少ない高品質の録音が可能になります。
デジタルインターフェース対応カメラに取付けた際、利用できる信号処理機能は下記のとおりです。
利用できる信号処理機能
●収音範囲切換(鋭指向性/単一指向性/全指向性)
●マイク内でのAD変換
●ノイズカットフィルター
●ローカットフィルター
●アッテネーター
●デジタルオーディオインターフェース
デジタルインターフェース対応カメラ「ECM-B10」が持っている機能がフルで使えます。
現時点でデジタルオーディオインターフェース対応のα 一眼Eマウントカメラは、「ILCE-1」・「ILCE-9M2」・「ILCE-7SM3」・「ILCE-7RM5」・「ILCE-7RM4A」・「ILCE-7RM4」・「ILCE-7M4」「ILCE-7C」・「ZV-E10」・「ILCE-FX3」・「ILCM-FX30」です。詳しくはサポートサイトを参照して下さいね~
デジタルーオーディオインターフェース非対応カメラもしっかり機能を利用可能!
「ECM-B10」に対応するデジタルオーディオインターフェース非対応カメラでの使用も、性能をしっかりと生かした収録が可能ですよ~(^^)/
非対応カメラで利用できる信号処理機能
●収音範囲切換(鋭指向性/単一指向性/全指向性)
●マイク内AD変換
●ノイズカットフィルター
●ローカットフィルター
●アッテネータ
詳しくはサポートサイトを参照して下さい。
さまざまなオーディオ設定
先ににも書きましたけど、「ECM-B10」の設定は背面にとうさいされている各スイッチで操作をします。
DIITAL/ANALOGスイッチ:デジタル接続とアナログ接続とを切り換えます。
FILTERスイッチ:NCはノイズカット、LCはローカットです。
AUDIO LEVEL:録音レベルの調節に使うダイヤルです。
AUTO/MANスイッチ:録音レベルを調整するためのスイッチです。AUTOは自動調節で、MANに切換えるとAUDIO LEVELダイヤルでレベル調整が可能になります。個人的にはよっぽどのことがなければ何が起こるかわからないので、AUTOにしておくのがオススメだと思いますよ。不足の事態でレベルオーバーになるとNGテイクになってしまいますので・・・
ATT(アッテネータ):録音したい音声の大きさに応じて選択できます。
指向性切換スイッチ:右上のスイッチが指向性切換のスイッチです。スイッチ位置には効果を絵で示してくれているので、どんな指向性なのかわかりやすいですね。
バッテリーレス、ケーブルレスで自由な撮影
ソニーのカメラ共通インターフェースのマルチインターフェースシューに対応していて、バッテリーレス、ケーブルレスで使用ができます。まあ、バッテリーレスという点はプラグインパワー仕様のマイクもありますからね、珍しくはないですけど、ケーブルレスってところがイイですよね~ バリアングル液晶でもマイクケーブルが無いと開いても引っかかる心配やわずらわしさもないですね。さすがソニー純正品です!
振動ノイズに配慮した設計
低域の振動ノイズを効果的に抑制する防振構造が採用されています。それにマイクケーブルもないケーブルレス仕様なので、ケーブルが本体に当たったりして発生する振動ノイズ排除もしっかりできています。
写真では非常にわかりづらいですけど、固定ネジと本体との間のくびれている部分がダンパーみたいな効果が得られるような作りになっています。
防塵・防滴に配慮した設計
「ECM-B10」は防塵・防滴に配慮した設計です。なので、防塵・防滴に配慮したボディやレンズと組み合わせることで、屋外撮影時多少の天候悪化でも撮影続行させることも可能になりまね。 無理やり濡らすこともありませんけどね・・・(笑)
ということで、「ECM-B10」は昨年発売になったマイクロフォンでして、意外と評判が良かったマイクロフォンだったので紹介してみました。APS-Cセンサー機でしたらさらにコンパクトに使えると思いますし、ラインアップには「ECM-B10」よりもさらにコンパクトなショットガンマイクロフォン「ECM-G1」もあります。特にカメラ本体搭載マイクに不満を感じた際には思い出していただければ嬉しいです。(^^♪
それでは・・・
商品情報 |
ソニーストならではの購入特典
●提携カード決済で3%OFF
●My Sony ID登録特典 優待クーポン