何だかスゴイヘッドホンが出てきた!!!! クリエイター向け背面開放型モニターヘッドホン登場~♪
サウンドエコーの岡部です。
何やらスゴイモニターヘッドホンが発売になりまして、立体音響などの製作に適したクリエイター向け・・・と紹介されてはいますが、高品位なモニターヘッドホンが欲しい・・・という方にはおススメです(^^♪
モニターヘッドホンと言うと、まあ~ど定番ではありますが、自分の中では誰もが認めるソニー「MDR-CD900ST」、「MDR-7506」、そしてSENNHEISERの「HD25」かな~と勝手に思っていて、「いやいや違うだろ!」と言う声もあるかとは思いますが・・・(笑) で、これらのヘッドホンの価格は2万円には満たない1万円台で、11,000円~19,000円以内くらいが相場ではあったんですが、今回のNEWモデル「MDR-MV1」は突然5万円台に切り込んで来た高級モニターヘッドホンですね。
少し前にこの「MDR-MV1」を試聴する機会がありましたので、ちょっと試聴してみました。♪
これスゴイですね、大好きな音がします!(笑) モニターヘッドホンという同じカテゴリなのに普段使っている「MDR-CD900ST」とは別次元の音がなります。 特定の音が吐出して鳴るようなことはなく全域でフラットな印象で、ボリュームの大小で音の雰囲気が変わることはありません。まあ、モニターヘッドホンですから当然ですよね。しかしスゴイのは奥行き感ですね、凄く余裕のある印象で、また低音のキレがよく、高音域の粒がとても細かく音の定位がわかりやすいです。リスニング用のヘッドホンとはまた違った音の細かさと定位感でした。
最近はノイズキャンセリングヘッドホンとか多くて、やや加工された音を聴くといことになれてしまっていると思うんです。なのでこのモニターヘッドホンの音を聴いたら感動するんではないかな・・・なんて思います。いわゆる生音ですよ。加工された音ではないので良くも悪くもそのままの音がでます。高音質の音源なら高音質に、あまり良い音でなければそれななりに聴こえるということです。リスニング用と言うわけではないので、ボリュームを上げていっても音の印象は変わりません。なので人によっては「物足りないな・・・」と感じる人もいるかとおもいますが、モニターヘッドホンは「もの足りないな~」と感じるくらいがちょうどいいですよね~(持論です・・・)(笑)
音源に付与する正確な空間情報を再現する背面開放型音響構造
ハウジングを音響的に塞がない背面開放型音響構造が採用されて、ヘッドホン内部の反射音が低減されています。ドライバーユニットの前面と背面をつなぐ開口部に音響レジスターを大面積で使用して、通気が最適にコントロールされ、空間共鳴を排除して、色付けの少ない自然な低音域が再生されます。
確かにちょっと変わったハウジングをしています。最初見たときはデザイン的に穴があるのかな・・・と思っていましたが、そうではなくて、しっかり音響構造だったんですね。
ハウジングの周辺にも格子状になっています。
専用開発ドライバーユニットがもたらす5Hz – 80,000Hzの超広帯域再生
振動板は複数回にわたるシュミレーションと試作を重ねて、振動板形状とコルゲーションを導出! 低音域の再現性が高く、超高音域再生と高感度再生が可能です。また、背面にダクトを備えて、中音域と低音域の分離感を維持して、十分な量感とクイックでタイトな低音域再生が可能とのことです。
「MDR-MV1」の周波数特性、「5Hz – 80,000Hz」といのは「超帯域再生」とうたっているだけあってかなり広い特性なんですよね。「MDR-CD900ST」の特性が「5Hz – 30,000Hz」なんですね。普段仕事で使うのには何の不足もないし十分なんですけどね。「MDR-MV1」と同じ周波数帯域を持ったモニターヘッドホンがソニーには存在していて、「MDR-M1ST」というものがあります。こちらも「5Hz – 80,000Hz」と同じで、インピーダンス24Ω、最大入力1500mWと同じスペックです。このあたりはすみ分けがされていて、「MDR-M1ST」・「MDR-CD900ST」・「MDR-7506」などは業務機というカテゴリで保証は一切なしですが、「MDR-MV1」は民生機としてのカテゴリ商品なので、ソニーストア購入した場合にはしっかり「3年ベーシック」保証が標準で付いてきますし、別途「ワイド保証」を選択して購入することもできます。
スエード調人工皮革
長時間耳に触れるイヤーパッドには、肌触りがいいスエード調人工皮革が採用されて、十分な厚みのある低反撥ウレタンフォームが使用されています。
「MDR-MV1」のスエード調のイヤーパッドはボリュームがあって、何よりも開口部が大きいんですよね、なので耳にあてるって感じではなくて、耳がスッポリ開口部におさまってしまうので、圧迫感も少ないですし、適度な密閉感も感じられます。決していやな密閉感ではないです。
見ただけでイヤーパッドの厚みもしっかりと感じられます。
パッドの耳ざわりも良くて、これなら汗でベトベトはしそうになくていいな~と感じました。(^^♪ でも、交換の際はちょっと価格が高そうですよね~ と思ったので部品検索してみました。L/R共通で片側4,100円税別で~す!
部品番号も載せておきますね。 「部品番号:5-048-279-01」
使い勝手の良い着脱式プラグ付きケーブル
ヘッドホンケーブルは交換が簡単な着脱式で、確実に接続ができるようにねじロック式のロックリングになっています。
プラグの根本部分にネジが切ってあります。
プラグは左右独立アースですかね、4極仕様です。
本体側の入力端子にもネジが切られているので、接続後回して固定します。
ハンガーには「Professional」ロゴシールが貼られています。
そしてスライダーはカチッ!、カチッ!とラッチになっていて、さらに数字が刻んであるので、左右同じ長さにそろえやすいですね。
Φ6.3㎜ステレオ標準プラグのヘッドホンケーブルとΦ6.3㎜ → Φ3.5㎜ステレオミニプラグアダプターを付属
本体付属ヘッドホンケーブルは、一般的によく使われているΦ6.3㎜のステレオ標準プラグ仕様です。
端子表面は金メッキ処理さてれいますが、よくある標準プラグですね。
ケーブルのプラグへの挿入部分は意外と弱い部分なので、どのメーカーでも何らかの形で補強がされています。業務用機器だとスプリングタイプが多いですが、「MDR-MV1」はやや硬めのカバーでしっかり補強がされています。万が一断線してしまっても、ケーブルごと抜けるので交換も容易ですし、または端子だけ切飛ばして好きなメーカーの端子を付けるのもありかな~と思います。(^-^;
そして、付属されている端子変換プラグアダプターですが、いや~ようやくこのタイプのものをソニーさんも付属してきてくれたな~って! こんな変換昔からあったような気がしますけどね。なんで標準で付属されてこなかったんだろう?
今回付属されている変換プラグがこちらです。
「MDR-MV1」のヘッドホンケーブルと同じ仕様でできていて、しっかりした作りです。
片側がΦ3.5㎜ステレオ端子と細いタイプになっていて、逆側はΦ6.3㎜のメス仕様でできたいます。
端子にかぶせて変換するタイプが多いですが、このタイプの変換はケーブルが付いているので、変換した端子へのテンションもかかりづらいので変換しても安心感はありますね。
接続すると、接続部分が若干太くなりますが、カチッ!と確実に接続されます。
ちなみにSENNHEISERのヘッドホン付属品の物と比べてもそっくりです。
上が「MDR-MV1」の付属品で、下が普段使っているSENNHEISERの付属変換です。すっごく丈夫ですね。使い始めて17年は経ちますが未だ切れずに現役です。(^^♪
ということで、リスニング用のヘッドホンとはちょっと違うヘッドホンをご紹介しました。しかし、残念ながら今のところ店頭展示はございません・・・(>_<)
商品情報 ソニーストアはメーカー保証<3年>付き モニターヘッドホン MDR-MV1 ソニーストア販売価格 ¥59,400円(税込) |
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