ソニー ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」をソニーストアへ行って実機を見てきました~♪
サウンドエコーの岡部です。
先日ちょっと気になっていたソニーポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」をソニーストアに行って実機を見せてもらいました~(^^♪
実際に実機を手にとってみると、思っていたよりも大きいですね。手持ちのスマホと比べてみました。といっても、「iPhone 13 mini」なので・・・これと大きさを比べるのはどうかとおもいましたが・・・(笑) まあ、これで想像して下さい。
写真では伝わりませんが、「PDT-FP1」はスマホとは段違いの剛性感があります。重量が約308gとありますが、電話として使用するわけではないので重さはあまり気になりませんでした。
本体の厚みもそれなりにあります。一番厚いところで、約26.6mmです。
背面に各接続端子としっかり冷却ファンの搭載があります。
左からLAN端子、USB端子でこれはType-Cが二段になっています。上側のUSB Type-cはジャージ用です。そして右側がHDMI端子になります。HDMIも小さな仕様のタイプではなくて、変換アダプターを使用しなくてもよい、タイプAになっています。ちなみに「USB Power Delivery」に対応しています。
HDMI端子の下に小さくですが写っている突起物はストラップホールで、まあ、文字通りストラップを取付けてもいいのですが、どちらかというと、ストラップを取付けるよりもロック機能のないHDMIケーブルが抜け落ちないようにケーブル止めを取付ける要素の方が強いようですね。
そしてこのサイズの端末としてはかなり大容量の冷却ファンが搭載されています。
冷却ファンには本体側に設定項目があります。
冷却ファンの使用の有無、デフォルトでは回転モードはバランスになっているようですが、他「静音性優先」と「冷却性優先」を任意で選択することも可能です。
電源を入れるとAndroid OS搭載のスマホそのもので、電話機能抜きというとこでしょうか。
今回はFTPサーバーに転送したり、外部モニターとして使用したりした際にどうなるにか?というところが見たいと思っていたんですよね。普段そのようなことを自分ではすることがないもので・・・
最初に撮影したデータをリアルタイムにFTPサーバーにアップするというのを見せてもらいました。
接続は「PDT-FP1」とソニーミラーレス一眼カメラをLANケーブルで接続します。今回は「α1」を使用しています。
接続としては以上ですね。他社製のカメラでも可能なようですが、LANケーブルを接続するだけで準備完了なのかどうかは、定かではありません。やはりソニーミラーレス一眼とのベストマッチングで考えられています。
転送にはプリインストールされている「T&T transfer」というアプリを使用します。
写真を撮影すると「PDT-FP1」内のストレージにバックアップされつつ、サーバーへアップされて行きます。何度か同じことを繰り返しましたが、途中で滞ってしまうことはありませんでした。
データ転送中にどの程度のスピードでアップされているのかを確認することもできます。
また、P in Pで画面に出しておくこともできていました。
転送完了後、正常にアップされたかどうかのFTPアップロード履歴確認も行えます。
当然スマホでも同じような事は可能かと思われますが、同じ5G通信を行うにしても、「PDT-FP1」では内蔵アンテナを独自構造にしたり、またアンテナの配置なども最適化するなどされていて、安定した通信が可能ということでした。
次に外部モニター機能です。
「PDT-FP1」とソニーミラーレス一眼をHDMIケーブルで接続します。
接続をするとカメラ本体の液晶画面は消えて「PDT-FP1」側に表示されます。
表示される内容はカメラ本体液晶に表示されていたものと全く同じものが表示されます。
当然ですが、カメラのメニュー画面も同様に表示がされます。
「PDT-FP1」の外面の左下に「モード」として表示モードの選択ボタンが出てきます。
これは「モニターモード」で使用するか「ストリーミングモード」として使用するかの選択です。
ストリーミングモードにしてみます。
場面右下に緑色のボタンが表示されます。
事前にネットワーク設定等がされていれば、右下のボタンを押すことで配信がスタートします。
ストリーミング配信中は緑色の枠が表示されているので、わかりやすかと思います。
ちなみに一眼カメラと「PDT-FP1」をどのように取付けいるかというと、アクセサリーシューを利用しています。
「PDT-FP1」のは背面に1/4のネジ穴があるのでそれを利用して取付ますが、ソニーからはアクセサリーとしての販売がないので、使えそうなものをどこかで購入して下さい。また、HDMIケーブルもビデオデッキなどで使用するような硬めのケーブルよりも、少しソフトな感じのケーブルの方がイイかもしれませんね。もちろん規格も大切ですが、ケーブル素材があまり強固なものだとちょっと扱いづらいかな・・・と感じました。
最後にSIMのスロットです。
SIMは本体の左側にスロットがあります。SIMも小さいのでスロットも小さいですね。
このスロットが両面仕様になっていて、裏側にはMicro SDカードが収まる仕様です。SDカードは最大で1TBです。
「PDT-FP1」は当然SIMフリー端末なので、5Gが使える契約がされたSIMであればキャリアを問わず使用することができます。電話機能がありませんのでデータ通信用の契約ですね。
本体内に「eSIM」が内蔵されていますので、外部から入れるSIMは「nanoSIM」です。SIMの種類を間違えてしまうと、使うことができないので、契約前にSIMの種類を必ずチェックして下さいね~
といことで、ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」の発売は2024年3月22日発売予定です。
商品情報 ポータブルデータトランスミッター PDT-FP1 2024年3月22日発売予定 先行予約販売中 ソニーストア販売価格 ¥159,500円(税込) |
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